外出支援

私たちにとって当たり前の「外出」。学校や仕事以外の生活の多くを「外出」して過ごす人は多いはずです。でも、「障害」があると簡単なことではありません。公共交通機関の利用、買い物など、物事の理解やスキルが必要だったり、見守りが必要だったりします。経験不足から楽しい外出先を知らない、ことだってあります。

そこで「移動支援」や「行動援護」と呼ばれる支援が必要とされます。どちらも内容としては「外出支援」です(支援を利用する方の心身の状況やヘルパーの要件には違いがあります)。外出先はさまざま。近くの公園や商業施設から遠くの観光地まで、ヘルパーと一対一での外出を通じて、放課後や週末、長期休暇などの生活の幅を大きく広げていくことができます。支援する・される関係ではなく、世代の近い人といっしょに出かけて楽しむ関係を大切にするため、学生ヘルパーの養成にもあたっていることも「そら」の外出支援の特徴です。

小学生の外出。思春期の外出。青年期の外出。だんだんと行動半径が広がり、自分自身で行きたい場所や活動を選んでいけるようになっていくのは、家族や支援者にとっても大きな喜びです。「そら」の事業はほとんどが子どもを対象としていますが、子どもが大きくなっても外出支援だけは続けさせてもらっています。

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