NPO法人そら代表の地主です。
いつも子どもたちのために力を貸してくれてありがとうございます。全体LINEの登録者はとても多いので、僕が会ったことのない人もいるでしょうね。少し特別なときだけ、こうやって直接のメッセージを出します。
以下は、11月26日(日)にいつもとは少し違う種類のイベントをやるので協力してほしい、という案内です。
まずは、前置きからです(昨年度の「11月のクリスマス」企画を案内するときも同じことを伝えたので、昨年も読んだ人がいるかもしれません)。
皆さん知ってくれているとおり、私たちは「子どもたち(と家族)」の支援をしています。「障害をもつ子どもたち」や「ひとり親家庭の子どもたち」。NPO全体としては「乳幼児とお母さん」「学校に行けていない子どもたちのお母さん」などへの支援もあります。
地域で子どもの支援をやっていると痛感しますが、ただ「子どもと家族の支援をしています」と言ってもなかなか親子と出会うことはできません。何をやっているのかよくわからないからです。「障害児」「ひとり親」「不登校」など、私たちは「看板」を掲げ、親子は「ラベル」を貼られて、ようやくお互いに出会うことができます。
けれども、生きていくために支えられたり、誰かから元気をもらったりする必要がある親子はもっと多様です。本来は「看板」や「ラベル」とは関係なく親子と出会いたいですし、「そら」はどんな親子からも身近に感じられる場として地域から認知されていきたいと思っています。
コロナ以前、11月は府立の公園で開催されるイベント(『せいか祭り』)に出店して、子どもたち1,000人以上にゲームをしてもらっていました。しかし、コロナ以降は中止か縮小開催で、もう以前のような規模で開催されることはないのかもしれない、と思っています(町の財政的に)。
それならば、私たちが自由に使える場所で地元の子どもたちや家族に幅広く楽しんでもらえるイベントをしたらよいのでは…?ということで、一昨年から企画を組んでいます。一昨年も昨年も100人以上の親子が参加してくれました。
ふだん関わりのない地元の子どもたちや家族とつながるのはなかなか大変で、「ちょうどいい規模のやり方」を検討した結果、今年は以下のような企画を考えています。
【街歩き宝探しイベント】散らばったキーストーンと開かない宝箱
日時:11月26日(日)9時30分~16時30分
場所:ほうその共生ビル(「そら」本部の入居しているビル)と周辺の街なか
概要
- 子どもが設定された物語にそって街なかを移動しながらゴール(宝物)を目指す
- 主な参加対象は地元の小学生(低学年~高学年)
- 参加費は100円または「あなたの宝物を教えてください」にして、0円での参加も可
- 子どもは1~3人が1組となって、午前と午後に10組ずつが参加
- 2時間をメドにゴールできるように設定
- 各組の探索に学生スタッフがアテンド役として同行
- 小学生が幅広く参加できるように、難易度を調整
シナリオ
精華町でとある財宝が入った宝箱が見つかった。その宝箱を開けるには5個の”キーストーン”が必要。
宝箱といっしょに発見した地図をもとに、精華町に散らばった”キーストーン”を集める旅に出よう!
果たして宝箱の中には何が入っているのか―――!?
こんな感じで企画しています。
やってみたいと思ってくれる人は、11月26日を空けておいてください。スタッフ募集の連絡はまた改めて送ります。
少し先ですが、忙しい学生の予定はすぐに埋まってしまうと思います。スタッフは20人いてもまだ足りません。過去は40~50人くらいでやりました。なお、どこからの財政的支援もなく熱意だけでやる活動なので、交通費等は出ません。ごめんなさい。
当日以上に、準備は大変です。具体的なゲーム内容の考案、難易度の調整、子どもとスタッフの動きについてのシミュレーション、小道具の作成、そして子どもたちが来てくれるための広報。昨年度もやっているため、少し見通しは持てているものの、たくさんのスタッフの協力が不可欠です。
10月から11月にかけて1か月半くらいで準備をします。準備日を決めて、3階のフリースペースを開放して、作業をします。
子どもたちも学生たちもみんな元気になれることをしましょう。どうぞよろしくお願いします。
※今回は周辺地域を広く使うイメージなのであまり参考にならないかもしれませんが、昨年と一昨年の様子は以下から確認できます。