私たちが取り組んでいるのは「子ども・子育ての支援」です。子どもの発達も生活もひとりひとり異なります。家族にもまたそれぞれの生き方があり、子育てにおける価値観も多様です。
どんな生活や人生を望んでいるのかは、子どもや家族によって言葉にされることもあれば、されないこともあります。よく子どもと家族について知り、ときには想像力を働かせて、楽しみや喜びを生み出したり、安心を保障したり、自信を育んだりしたいと願う気持ちとスキルが、支援者には必要です。
チームの一員として相互に協力しあって、支援の質を高めていけるスタッフを求めています。

そらのミッション
私たちの使命
私たちの使命は、多様な子どもたちと家族がそれぞれの自分らしさと望む生活を肯定され、明日への希望を抱くことができる社会(世界)を創っていくことです。
不安や混乱の中を懸命に生きようとする子どもたちや家族と出会い、社会の不備や矛盾と向き合い、私たちにできることを常に考えて、行動します。

そらのビジョン
私たちが実現させたい支援
縦割りの支援を超えて、子ども・家族と出会う
生きづらさをもちながら孤立している子どもや家族と出会い、支えられるように、特定の子どもたちのみを対象にした「制度」にとらわれることなく、地域の子ども・子育ての全体に広く関わります。
居場所や仲間、楽しめるものを増やす
さまざまな事情から自信や希望や機会を失っている子どもと家族が、安心できて元気づけられる居場所や仲間、楽しめるものを、地域・社会の中に増やしていきます。
「子どもたちの今」を分かち合い、社会を変える
多様な子どもたちや家族の存在と生きづらさについて、人々に伝え、課題を分かち合い、地域・社会をどんな子どもたちでも包み込めるように変えていきます。

そらで働く
私たちが大切にしていること
多様な視点を尊重する
子どもの発達について深く学んできたことも、自分自身が豊かな人生経験を積んできたことも、社会の仕組みに関心を持っていることも、みんな違う視点をもたらしてくれます。子どもと家族の生活を立体的にとらえるために、多様な視点が尊重されます。
チームの中で強みを活かす
多くの場合、生きづらさを抱えている子どもや家族は、ひとりの力だけでは支えられません。ひとりひとりの強みを活かしながら、チームとして目指すゴールと道筋を互いに共有して、支援にあたります。

そらの事業・活動
私たちのさまざまな支援
私たちは「福祉サービス」と呼ばれるものだけでなく、必要に応じて制度外のものも含むさまざまな支援を行なっています。
多様な子どもの居場所づくり
家庭でも学校でもない場所を必要とする子どもたちや、安心できる人との関係を求めている子どもたちがいます。たとえば、発達特性や「障害」をもつ子ども、集団になじみにくい子ども、多数派のための場所で傷ついてきた子どもなどです。放課後等デイサービスや子ども食堂、学生ボランティアとの活動などを通じて、そうした子どもたちのための空間やプログラム、そして仲間を作ります。
関連する事業・活動
・放課後等デイサービス
・学びの広場(ひとり親家庭の子どもを中心とした子ども食堂、学習支援)
・週末や長期休暇に行う学生ボランティアと子どもたちの活動 など


発達支援(子育て支援)
今の子育てはさまざまな情報が得られる反面、孤立したものになりやすく、子どもの発達について親の不安も高まりやすくなっています。児童発達支援や子育てひろばなど、子どもが楽しんで通いながら成長できる場づくりとあわせて、親が支援者とともに子どもについての理解を深め、子どもとの関わりを見つめなおしたり、安定した子育ての方法を学べたりする発達支援(子育て支援)や子育てに悩む親どうしが話せる場も作っています。
関連する事業・活動
・児童発達支援(「発達支援ルームこねっく」)
・子育てひろば(「つどいの広場さんりんしゃ」「いろは」)
・いろんな子どもと家族のための相談センターそら
・ペアレントトレーニング
・学校を休みがちな子の親の会 など


外出支援
障害をもつ子どもから大人までが、放課後や週末などに自分自身の望む場所へと外出できるように、また外出を通じて社会の中で楽しめるものを増やしていくことができるように、ヘルパーの派遣をしています。支援をする・される関係ばかりでなく、より近い目線で外出の楽しさを分かち合えるように、学生ヘルパーも養成して、支援にあたっています。
関連する事業
・移動支援
・行動援護


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