3月5日は、京都経済センターにて、「ペアレントメンターフォローアップ研修」があり、職員1名が参加してきました。
ペアレントメンターとは簡単に言えば「発達障害をもつ子どもの親による親支援」のことです。発達障害の子どもを育てる経験をした親が、相談支援に関する一定のトレーニングを受けて、自分と同じように発達障害の子どもを育てる親の支援にあたります。
専門家による相談とは違う意義があり、少しずつ活動が広がり始めています。「そら」は親の会支援からスタートした団体ですので、「親による親支援」の強みも弱みもいくらか知っており、「ペアレントメンター」の普及には、とても期待していますし、関心をもっています。
今回の研修は、府のペアレントメンター養成研修を修了したお母さん向けのものでしたが、講演部分だけが公開されていたため、参加できました。講師は1月に精華町でもお招きした吉川徹先生。愛知県はペアレントメンターの活動がとても盛んです。講演の中ではペアレントメンターについての基礎的なお話のほか、具体的な取り組みの内容についてもご紹介いただけました。
府下の子ども関係の事業所にはすべて案内が届いているはずなのですが、事業所からの参加は「そら」からだけでした。新型コロナの影響があったのかもしれませんし、「福祉サービス」にとって「親による親支援」はイメージを抱きにくいのかもしれません。「専門家」と呼ばれる人も理解しておけたほうがよいお話なので、もったいなかったです。
一方で今の状況では参加者が多すぎると中止になっていたでしょう。その意味では運がよかったのかもしれません。ありがとうございました。
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