NPO法人そら代表の地主です。
いつも子どもたちのために力を貸してくれてありがとうございます。全体LINEの登録者はとても多いので、僕が会ったことのない人もいるでしょうね。少し特別なときだけ、こうやって直接のメッセージを出します。
以下は、11月24日(日)にいつもとは少し違う種類のイベントをやるので協力してほしい、という案内です。
まずは、前置きからです(昨年度や一昨年度も同じことを伝えたので、活動歴が長い人は読んだことがあるような内容かもしれません)。
皆さん知ってくれているとおり、私たちは「子どもたち(と家族)」の支援をしています。「障害をもつ子どもたち」や「ひとり親家庭の子どもたち」。NPO全体としては「乳幼児とお母さん」「学校に行けていない子どもたちのお母さん」などへの支援もあります。
地域で子どもの支援をやっていると痛感しますが、ただ「子どもと家族の支援をしています」と言ってもなかなか親子と出会うことはできません。何をやっているのかよくわからないからです。「障害児」「ひとり親」「不登校」など、私たちは「看板」を掲げ、親子は「ラベル」を貼られて、ようやくお互いに出会うことができます。
けれども、生きていくために支えられたり、誰かから元気をもらったりする必要がある親子はもっと多様です。本来は「看板」や「ラベル」とは関係なく親子と出会いたいですし、「そら」はどんな親子からも身近に感じられる場として地域から認知されていきたいと思っています。
コロナ以前、11月は府立の公園で開催されるイベント(『せいか祭り』)に出店して、子どもたち1,000人以上にゲームをしてもらっていました。しかし、コロナ禍でイベントは中止となり、再開後の参加も難しくなってしまったのです。
それならば、私たちが自由に使える場所で地元の子どもたちや家族に幅広く楽しんでもらえるイベントをしたらよいのでは…?ということで、3年前から企画を組んでいます。ふだんの活動の3倍~5倍くらいの子どもと家族が来てくれました(後に「実はあのときのイベントに参加していて…」と子育て相談に来てくれた保護者もいます)。
事務所の入っているビルを毎年活用してきたのですが、実は11月から改修工事の予定があり、ほとんど使えません。そのため、今年は以下のような企画を考えています。
【子どものためのまちあるき×なぞときイベント】宇宙調査隊を救え!~未完成の地球地図~
日時:11月24日(日)9時30分~16時30分(子どもの活動時間)
場所:けいはんな記念公園(精華町)とその周辺
概要
- 子どもが設定された物語にそって街なかを移動しながらゴールを目指す
- 主な参加対象は地元の小学生(低学年~高学年)
- 参加費は100円または「あなたの宝物を教えてください」にして、0円での参加も可
- 子どもは1~3人が1組となって、午前と午後に12組ずつが参加
- 2時間をメドにゴールできるように設定
- 各組の探索に学生スタッフがアテンド役として同行
- 小学生が幅広く参加できるように、難易度を調整
こんな感じで企画しています。
やってみたいと思ってくれる人は、11月24日(日)を空けておいてください。スタッフ募集の連絡はまた改めて送ります(実はこのアナウンスが昨年よりも10日ぐらい遅れており、少し焦っています)。
忙しい学生の予定はすぐに埋まってしまうと思います。スタッフは20人いてもまだ足りません。過去は40~50人くらいでやりました。なお、どこからの財政的支援もなく熱意だけでやる活動なので、交通費等は出ません。ごめんなさい。
いつもの活動より準備は大がかりです。具体的なゲーム内容の考案、難易度の調整、子どもとスタッフの動きについてのシミュレーション、小道具の作成、そして子どもたちが来てくれるための広報。昨年度以前にもやっているため、少し見通しは持てているものの、準備からたくさんのスタッフの協力が不可欠です。
そして、当日参加のスタッフが多くいないと成り立ちません(←これがとても大事なところです)。
どうぞよろしくお願いします。
※毎年やり方や規模を少しずつ変えているため、あまり参考にならないかもしれませんが、過去の「11月イベント」の様子は以下から確認できます(2021~2023年)。