3月14日は、支援学校生親の会主催「卒業生を祝う会」でした。
例年は小学部から高等部までの卒業生と在校生、およびNPO法人そらの職員および学生スタッフで盛大にやるのですが、昨年に引き続き、コロナ禍でその形態をとることはできず。高等部の卒業生と限られたスタッフでの実施となりました。
場所はほうその共生ビル3階のオープンスペースです。
今年の卒業生・家族は、就学から12年(子どもによってはそれ以上)いっしょに活動してきた人が多く、
子どもたちは本当に大きくなりました(途中から支援学校に制服もできました)。
12年のあいだに、どれだけたくさんの学生スタッフたちが子どもたちと関わったでしょう。相互に学び合い、思い出を作れる活動を続けてきました。それはこれからも同じです。
もうすぐ仕事をするようになる彼も、
こんなときがあったのです。在校生の保護者が卒業生の12年をまとめた素敵なフォトムービーを作ってくださいました。
膨大な枚数の写真に、みんなで歴史を感じられる時間でした。
午後からは学生スタッフだけでも卒業生を祝う集まりをもっています。
今年、大学を卒業する学生は子どもと関わる仕事につく人とそうでない人が半分ずつくらい。
人の発達に境界線を引くことはできません。どこにいっても多様な人と関わることになりますし、同じ目的を共有した人たちといっしょに働きます。「そら」での経験を今後に活かしてもらえることこそが、この活動の社会的意義です。
一瞬だけマスクをはずして撮影しました。これからの活動とこれからの社会を作っていく学生たち。法人として支えていければと思います。