新型コロナウィルスへの対応について、現時点での方針を利用者の方たちに向けてまとめましたので、以下に掲載します。
利用者各位
NPO法人 そら
理事長 地主明広
新型コロナウィルス対策について
いつも私たちのさまざまな支援事業・活動についてご理解とご協力をたまわり、ありがとうございます。
さて、新型コロナウィルスの感染防止のために国から学校への休校要請があったことで、法人・事業所に多くの問い合わせをいただいています。
健康な子どもが感染して重症化した例はなく、今回の政府の決定は拙速で科学的根拠に乏しいものです(子どもがウィルスを媒介する可能性はもちろん否定しませんが、大人が媒介して広範囲を移動する可能性のほうがはるかに高いでしょう)。
それでも、これほどの騒ぎになり、親として子どもを家から連れ出してよいのだろうかと不安に感じられるのはまったく自然なことです。
各事業の実施について、2月28日夜現在の方針をお伝えします。
「いろは」は「地域子育て支援拠点事業」として、子育て中の保護者が孤立することを防ぐ重要な役割を担っており、現時点では国や都道府県からも休業の要請を受けていません。また、60㎡以上の面積の中で同じ時間帯に滞在する親子の数は多くても十数名程度で、濃厚な接触は起こりにくい環境です。
共用する設備の消毒やマスク、手洗いなどの感染対策を行いながら、予定どおり火~金曜(※金曜は3月31日まで)の10時~15時で開所を続けます。
なお、「つどいの広場さんりんしゃ」は、入居している地域福祉センターかしのき苑の改修工事のため3月31日まで休所していますので、ご注意ください。
「こねっく」は「児童発達支援事業」として、就学前の子どもたち及び保護者への発達支援をしています。発達支援に短期的な「緊急性」があるかと問われれば悩ましいところですが、こねっくで受け入れている子どもは1グループあたり4人程度までであり、利用している部屋も広く、提供しているプログラムの中で子どもどうしが接触する時間も限られています。
共用する設備の消毒やマスク、手洗いなどの感染対策を行いながら、通常どおりの事業を実施します。ただし、プログラムの一部として行う調理活動は別の内容に差し替え、提供するおやつはすべて個包装のものに限定します。
保護者向けの企画も当面は大規模なものを予定しておらず、最大でも10名程度が参加するものですので、変更なく実施予定です。
放課後等デイサービスに対しては、厚生労働省より「原則として開所していただくようお願いするとともに、開所時間については可能な限り長時間とするなどの対応をお願いすること」と通知が出されています。「保育所」や「学童保育所(放課後児童クラブ)」に対する要請と近いです。
共用する設備の消毒やマスク、手洗いなどの感染対策を行いながら、学校が休校となっている期間中も基本的に10時から17時30分までを開所します。
外出の支援については、いまのところ特に国や都道府県からの要請がありません。マスク、手洗いなどの感染対策を徹底し、外出の経路や目的地の選定について保護者の方とも協議しながら、実施して参ります。
・毎月第一月曜に実施している「学校を休みがちな子の親の会」(3月2日)は中止とします。
・春休み等に学生スタッフと障害をもつ子どもたちとで行う集団の活動については、現在のところ協議中です。
以上
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