8月8日の夜、学生スタッフによる学生スタッフのための学習会が行われました。サマースクールの活動後(しかもプール)でみんな疲れているにも関わらず、12名が参加しました。
場所はいつものカフェここらくです。
学生スタッフの中に「研修班」があり、さらに「春チーム」と「秋チーム」に分かれています。今回は「春チーム」による企画でした。タイトルは「活動に+αの楽しさを」。
「居心地のいい場所ってどんなところ?」という問いかけからはじまり、私たちが子どもたちのためにやっている工夫(基礎的な環境整備)をひとつずつ振り返ってから、
ひとりひとりの子どもの個性・特性に合わせて、ペアのスタッフができることを架空の子どもとプログラムをもとに検討しました。
「その日の活動リーダーがわかりやすく全体の環境を整えたとしても、子どもはひとりひとり違うのだから、個々の子どもと学生スタッフのペアの中でやるべき工夫がある」というメッセージを伝えたいという企画者の意図がありました。過去の学習会よりもグループワーク多めの内容で、なかなか活発だったと思います。
オブザーバーとして参加した職員からは、子どもの特性に応じて机上を整えることの大切さ(いわゆる「ワークシステム」づくり)や、主体性や達成感を得るためにも「選べる」ようにすることの意義を伝えさせてもらいました。
「自立」を目的にした教育的な活動ではないので、いろいろとスタッフが手伝いながらできたらよいのだと思います。ただ、子ども自身がもっている力をじゅうぶん発揮できるようにはしたいですね。
この夏から活動する1回生の参加が少なかったのは少し残念でしたが(PR不足だったと思われます)、参加者にとって得られるものは多かったでしょう。たくさん本を読んで企画を考えた研修班のスタッフと参加者の皆さん、おつかれさまでした。
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