今日は6月の第一月曜ですので、学校を休みがちな子の親の会でした。
参加者5名。こじんまりとした集まりでも、内容は濃密です。
新学年になり、2か月が経とうとしています。担任が替わったり、進学したり、新しい環境に移った結果がだんだんと目立ち始めてきました。
高校の選択肢は昔よりもずいぶん増えてきた印象があります。一方で、義務教育期間はやはり小学校・中学校が中心となりやすく、子どもは「みんなと同じように登校したい(あるいは「しなければならない」)」という気持ちと「行きたくない」気持ちの狭間で揺れ動き、親は「登校してほしい」思いと「たとえ登校できても子どもが苦しいだけなら意味がない」という思いの間で葛藤します。
「学校に行く意味」は通常、深く考えることがありません。多くの子どもたちが考えなくても登校できてしまうのは、日々の学校生活がそれなりにうまくいっているからなのでしょう。考え込むと、大人でも説明するのが難しい問題です。スマホと指先を使ったコミュニケーションがますます増え、少し複雑な計算は機械がやってくれてお金の支払いはパネルにタッチすればよく、わからないことは検索をかければすぐにわかる現代、どうして学校に行かねばならないのか。
それに大人が答えるための理論武装をする以上に、そんなことを考えなくても楽しく学校に行けるような環境を整えてあげなければいけないのだと改めて思いました。
次回は7月1日です。どうぞ気軽にご参加ください。
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