スプリングスクール、終了しました

サマースクールなど

「そら」では、障害をもつ子どもたちの長期休暇の活動に学生スタッフが取り組んでいます。春休みは「スプリングスクール」です。

1995年から学生ボランティアの手で続けられている活動です。長期休暇を親子で過ごすしかなかった時代は終わり、子どもたちや家族が使えるものは増えました。その反面で、障害をもつ子どもたちの暮らしは「事業所の職員」に囲まれたものとなってはいないでしょうか。世の中に理解者は増えたでしょうか。

時代が一周して、学生ボランティアによる活動が最先端になってきているのです。

3月26日は、三食丼づくりと工作でした。場所はかしのき苑。

シンプルな調理なので、子どもによっては30分ぐらいで完成です。

高3の子は、この日が最終日。12年間、たくさんの学生が関わり、相互に学びました。

イヤマフも最近は当たり前の姿になってきています。感覚過敏をもつ人たちへの理解者もどんどん増えてほしい。

じゃれあう子どもと学生。

年度が変わって、4月7日。これもかしのき苑です。

調理プログラムが多くなるのは、子どもと学生の「お互いにとって」やることが明確だから、という背景があります。支援する側にとってもされる側にとってもゴールまでを見通しやすい。

シャッターチャンスが少ない子の良い表情が撮れるとうれしいです。

この日の調理内容は、お花見にもっていくお弁当づくり。

彩りよく、パックに詰めました。

かしのき苑からみんなで歩いて、府立のけいはんな記念公園へ。

桜がほぼ満開の公園で、お弁当と外遊びを楽しむことができました。もっといい集合写真もあったのですが、掲載許可の関係もあり、食事シーンで。

子どもにとっても学生にとっても、不安と期待にあふれる新学年を迎える前の楽しいひとときでした。

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